全額おごります!「広告」から見るZOZO前澤氏のマーケティング戦略【Webマーケターが考察】

全額おごります!「広告」から見るZOZO前澤氏のマーケティング戦略【Webマーケターが考察】

お年玉ツイートで話題になったZOZOの前澤社長が、新たなツイートを6/23に投下しました。

それがこちら

#ゾゾ夏セールで前澤おごり と新規ツイートをすると、抽選で100名分の注文をおごるとツイート

申込は6/23日中ということで、23日現在のTwitterトレンド入りにもなっています。

今回の記事では、前澤社著のツイートの狙いについて、マーケター目線で考察をしていきたいと思います。

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お年玉企画と比較

前澤社長は1月5日に下記のようなツイートをされました。

このツイートは460万回以上リツートされ(私も個人のアカウントでリツイートしました笑)結果、前澤社長のフォロワー数は現在414万人にまで増加しています。

前回のお年玉ツイートと比べ、#ゾゾ夏セールで前澤おごり の予算は約1,000万円。また期間も当日中とかなり短いため、どのような結果になるか注目されますね。

 

内容の比較

お年玉企画 #前澤おごり
内容 100万円現金プレゼント 10万円 注文からおごり
抽選期間 2日間 当日中
条件 RT&フォロー ハッシュタグツイート

 

広告効果

Twitterでは通常、課金することで広告掲載が可能です。

アカウントによって効果は異なりますが、通常の広告を利用したフォロワーの獲得単価は

  • 100~300円 / 1フォロワー

と言われています。

 

お年玉ツイートのフォロワー効果

前澤社長のTwitterアカウントはお年玉ツイートの効果で400万以上のフォロワーを増やすことに成功しています。

これは1フォロワー獲得あたり、25円の広告単価です。

  • 通常の広告  100~300円 / 1フォロワー
  • お年玉ツイート 20~25円 / 1フォロワー

いかに広告効果の高い企画であったかわかりますね。

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ハッシュタグの意味とは

今回の前澤社長の狙いはフォロワー数の増加ではないと考えられます。なぜなら前回のお年玉企画で、「大多数のアカウントへリーチすること」は完了しているからです。

恐らく今回のハッシュタグを使った企画はシンプルに
「ZOZOがセール中である」ことの告知が目的なのかな?と思います。

 

インプレッションとエンゲージメントの概念

マーケティングで、インプレッションとエンゲージメントという2つの大切な概念があります。

インプレッション
⇒広告がユーザーに見られた数

エンゲージメント
⇒広告に対し、ユーザー行動があった数

この二つの概念で考えると、お年玉ツイートと今回の#ゾゾ夏セールで前澤おごり が全く違うツイートであることが分かります。

 

#前澤おごり の企画は広告費より絶対に売り上げの方が大きい

お年玉ツイートはフォロワー数を伸ばすことを目的にしていました。その結果大量のインプレッションを獲得することに成功しています。

そして、今回の#前澤おごり のツイートは大多数のインプレッションに対し、エンゲージメント(ZOZOでの購買行動)を獲得するツイートです。

今回のキャンペーンで1000万円の広告費をかけたとしても、仮に10倍の申し込みがあれば売り上げは億を超えます。(それでも10人に一人が当選する。)

売上に対し宣伝費10%と設定しているなら、そこまで法外なキャンペーンではなさそうですよね。

 

ユーザーが楽しめる広告の仕掛け

従来のペイドメディア(課金する広告)の効果は年々下がり続けています。そんな現状でもZOZOのような新しい試みをどんどん実践する企業が大きな成果を上げています。

今のユーザーが何を求めているのか、ユーザーベースの広告でどうやってマネタイズのポイントを決めていくのか。

前澤社長のツイートには、世のマーケターが学べるものが数多くあるのではないでしょうか。